IT業界で仕事していくためには、日々勉強し続けることは大事です。
- プロジェクトの要件対応のため
- スキルアップのため
- 他のエンジニアに負けないため
- 転職を考えているため
以上のように動機はさまざまですが、新しい技術を勉強する時、その技術だけではなく、関連する他の技術も勉強する必要があるので、だんだんと辛くなってくることがよくあります。
例:Reactの必要な勉強
- Reactとは?
- ReactのComponent, Props, State, Component lifecycleの仕組み
- Componentの分割方法
Reactを勉強するのは上記は大丈夫ですが、実際のプロジェクトを使用するためにはまだ足りないです。
- Webpackを使ったReactのコンパイル
- State management(state管理のため、例えばRedux/Mobx)
- ES2015/ES6構文
- npm/yarnの仕組み
- ...
勉強が続くと、関連する部分もどんどん出てしまいます。
勉強すればするほど、自分の知らなさ加減がわかるものです。
それでは、新しい技術を無理なく勉強するにはどうすればいいでしょうか?
概要を調べて、最後の結果を決める
勉強を始める前に、その技術の概要を調べないといけないです。調べることで、重要なものと先に勉強するべきことが分かります。これは上記のReactの勉強の例を参考してみましょう。
その後、最後の目的を決めます。目的をしっかりと決めていれば、途中困ることがあっても最後までやりぬくことができます。
- チュートリアルがあれば、そのとおりにサンプルアプリを作ってみる
- 簡単なアプリを自分で考えてつくってみる
まずは基本を勉強してから周辺のライブラリをさわる
- 最初はcreate-react-appを使って、Reactのコードをすぐに書く。
- Reactの知識が溜まったらBabelやWebpackの仕組みを調べて、create-react-appを使わずに、Reactのアプリをスクラッチで作ってみる。
- プロジェクトが大きくなってきたら、Redux/MobXでstate管理をする。
上記を試してみて下さい。基礎を身に着けて順番にライブラリに触れることで無理なく勉強することが出来ます。
分からないものはとにかくググる
これはみなさん知っているかと思いますが、公式ドキュメントの説明が足りないとか、実装していて問題が発生することは良くあります。そんな時はもうとにかくググりましょう。
最後に
新しい技術は日々出てくるので、全てを勉強することは難しいです。なので、自分にとって必要なものに限定して勉強するのが良いでしょう。
ただ、勉強は長い道のりです。毎日少しずつ知見をためて、一生懸命頑張っていれば、成功できると思います。