学生向けサマーハッカソン開催しました

2014年夏、学生向けのサマーハッカソンを弊社ベーシックで開催しました。金曜日の朝11時に集合して、翌日土曜の夕方まで連続30時間走り続ける、まさにマラソン。会社に泊まりがけで、とにかく開発しまくるハードな2日間でした。わりとコードが書ける学生や、あんまり書けない学生が混ぜこぜでチームを組んで、作っていくんですが、出てきた成果物が想像を超えるものばかりで、先輩プログラマとして楽しみでもあり、これはやべぇ!という焦りもあり、すごかったです。


ゲーム素材を自分で描いてる…演出のこだわりがすごい…。

ハッカソンのテーマ

今回のハッカソンは、Webコースとアプリコースに分かれて開催しました。

  • Web : 少し未来の◯◯
  • アプリ : 5秒で楽しめるゲーム

どちらも30時間でギリギリ作れるかどうか + 作っていて楽しそうなテーマにしてみました。

開催する前は、アプリよりもWebの方が作りやすそうだなーと思っていたんですが、いざやってみるとアプリのほうが作りやすそうだったのが、意外でした。ゲームアプリだと、作る範囲が必然的にせまくなる(テーマ的にも)からなんでしょうね。次回はWebコースはもう少しライトに作れるような環境作りやテーマ設定にした方がいいかも。

あとこの手のスピード勝負では、いかにライブラリを活用して時間を削減できるかとかも勝負の分かれ目だったりするので、事前におすすめライブラリとかを紹介しても良かったかな。

どれだけ尖らせられるか

当然時間がないので、作りながら何かを捨てる必要があるんですが、そのタイミングと判断によって成果物の密度が変わってくるなーと思いました。

当初作ろうと考えたものが、シンプルなものであっても作り始めると、色々考えが広がってきて、あれもこれもと欲張りになって、結果中途半端なものになったり、最初から馬鹿でかい完成形を目指して、完成せずぼんやりしたものになったり…まぁ普通の仕事でもありがちですよね。

シンプルに、極端に、とにかく動いて、どんなものかすぐ伝わるような物を作る。それがハッカソンで目立つポイントかなと。そういう意味では、それらを実践できてた学生たちが結構いて、凄いなーと思いました。

ハッカソンをやってみて


実は、今回初めてこういったイベントを開催しました。やる前は、誰も集まらず、誰も作れず、盛り上がらず寂しく終わる…切ない…いったいどうなることやら…とドキドキしていたものの、やってみたら「お、なんとかなるやん!」という感じで楽しめました。

参加してもらった学生や、手伝ってくれた社員の皆さんには不慣れな感じで、ご迷惑をお掛けしたかと思いますが、やってみて良かったと思っています。なので、みんなもどんどんエンジニアイベント開催すると良いと思います(社員向けメッセージ)。

新卒チームも参戦


今年入社した新卒エンジニア4人組にも参加してもらいました。fun codeという楽しくプログラミングを学べるサービスを作っていました。参加学生よりも先輩になるわけで、それなりのクオリティを求められるwわけなんですが、期待に応えて面白いものを作ってくれました。

詳しくは、たぶん新卒から発表がある…はず!

突然の大人ハッカソン


社員エンジニアは、メンターとして学生が分からないことがあれば教えたりするんですが、せっかく2日間参加しているし、隣で学生がめっちゃ面白そうなもの作ってるし「負けてらんねぇ!」ということになり、急遽、社員エンジニアで大人ハッカソンを開催しました。チーム対決ではなく、単独で勝負!学生の前でプレゼンをして、みんなに投票をしてもらい、優勝したら焼き肉奢られという豪華なハッカソン対決になりました。

僕はCTOとして負けられない戦い…。というわけで、僕が作ったのはこちら。

少し未来のコードレビュー「コードサウンド」

少し未来のコードレビュー from hiroyuki sakuraba

コードレビューを音でやろうという…まぁジョークアプリですね。Chromeでしか動作確認していない&ぎりぎりの時間で作ったので、コード汚いです…ごめんなさい。

コードレビューしたいファイルをポイっとドラッグ&ドロップするだけで音楽を奏でてくれます。なお、マルチバイトには対応していないので、やさしく英字なコードでやってあげてください。

WebAudioAPIを初めて使ったんですが、かなり楽しいですねこれ。音楽の知識があれば、より楽しめそう。また、今回コードサウンドを作るにあたって、こちらのサイトにかなり助けられました。ありがとうございます。

少し未来のプログラマ「vim-kobito」


「あー、ねみぃー…」「かーっ!つれーわー!」そんな時に便利なVimプラグインを弊社エンジニアK君が作ってくれました。(下記、K君からの紹介)

学生であれば、授業中に眠い・・・なんてことになって寝てしまっても咎められることはありません。が、社会人となればそうはいきません。

上司は後輩がみている中で居眠りをするとたちまち、白い目で見られることこの上なしです。そんな時にはこのvimプラグインでさも仕事してますよな雰囲気を醸し出して、ちょっと休憩しましょう。眠りから覚めたあなたの生産性は無限大となっていることでしょう。

ダウンロードはこちらから。