Macに限らずUNIX系なら使えるコマンドで、覚えておくとどこかで…使えるかも的なコマンドの紹介。
cal カレンダーを表示
まさかCUIでカレンダーを表示してくれるコマンドがあるとは…。知らなかったけど、使っている人は使っているらしい。ちなみに、 ncal というコマンドもあり、こちらはカレンダーの曜日が縦で表示される。
年数や表示個数も指定できるので、普通に役立つかも。
say 音声を読み上げてくれる
$say Hello
sayコマンドは、各所でネタになっているので知っている人は多いと思うけど、未だに活用したことはない…。なんか機械音声がほしい人には役立っているのかもしれない。ゆっくり的な。
open 指定ファイル/ディレクトリを開く
$open .
$open hoge.txt
opne コマンドは覚えておくと本当に便利。カレントディレクトリをFinderで開いたり、指定ファイルをデフォアプリで立ち上げてくれたりと活躍する。
banner 指定文字をアスキーアートで表示
CUIアプリを起動した時にロゴっぽいのを表示するとかぐらいにしか使わなそう。縦で表示するのと、横で表示するのが存在するっぽい。横で表示できるんなら、時計とかシステムの状況を大きな文字としてリアルタイム更新して活用できそう。
rev 文字を逆転して表示
指定テキストファイルの文字を逆にして表示してくれる。…なにに使うんだろう。
look 単語のスペルを調べる…だけじゃないけど
英単語のスペルが怪しい時にはこれ。前方一致で候補を出してくれる。辞書は /usr/share/dict/words にある。
ちなみに、man look すると分かるけど予め用意されている辞書ファイルだけじゃなくて、ファイルを指定することでその中から検索をしてくれるコマンドでもある。つまり、grepとかの代わりになる。lookは二分探索をしているので指定ファイルは予めソートしておく必要がある。
$sort hoge.txt > sort.txt
$look hoge sort.txt
こんな感じ。二分探索なので、grepと違って検索パフォーマンスは優れているはず。
write 他のユーザにメッセージを送れる
Macだと使う機会がないかもしれないけど、サーバとかでほかにログインしているユーザがいたら、その人宛にメッセージを送れる。whoコマンドでユーザを確認して送りつけてやる。
$write ユーザ名
これで入力モードに入る。色々とメッセージを書いたらControl + Dでメッセージ送信。
相手にはこんな感じで表示される。